2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

二胡物語その7。

バイオリン以前の、古い民族楽器の弦楽器を見ていると、どうも二つの系統があるような気がします。 一つはレバーブに代表されるような、胴の大きな物。 琵琶とかウード、マンドリンなどもそうですね。 一つは、長い棹に小さな胴のついている物。 二胡やキジ…

二胡物語その6

現実今中国の二胡の中には、かなり実験的ではありますが、胴の上側の部分に棹をビス止めしたものもあります。棹が胴の中に入っていないのです。 しかしそれの効果というのが、際立って今までの二胡より良い物という風には感じられないのか、今一つ市場に定着…

カテゴリー分け、改めてみました、、、が。

今までこのブログで店主が書き溜めて来た『工房便り』と『光舜堂二胡クリニック』、 店主、ほぼ毎日書き続けています。 「よくまぁ、ネタが尽きませんね」 と、時々いろんな方々に感心されたり、呆れられたり? アップしない日でも、今でも毎日草稿を書き溜…

二胡物語、その5

棹が胴を貫通している弦楽器というのは、二胡以外にありません。私の知っている範囲では。 他の楽器は胴の一番上に組み込まれています。 バイオリンや、レバーブ或いは琵琶のよう胴のその部分を少し厚く作って、組み手を仕込めるようにして、固定してあるも…

3月25日(日)その時、渋谷では。。。11:00~18:00

二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。 店主単身出張の新神戸での臨時光舜堂にお越し下さいました皆様、 ご来店ありがとうございました。 懐かしいお顔や初めての方々にお目にかかれて、店主は大変楽しかったようです。 なんでも、皆さんどなたも、…

皮の扱いについて、ついでに今回の御不快のコメントについて。

ほぉさんがなんだか赤い字で、とても大げさな感じで書き過ぎたかなというのは反省ですかね。しかし、大げさ過ぎても良い、と判断したのは私です。 と言いますのも、二胡の蛇皮にオイル系を塗る人も多く、その為に折角弾きこんだ張りが緩んでしまって光舜堂に…

二胡物語、その4

もっともっと、良くならないか? そのもっともっとに引きずり込まれるのが、物つくりという人種です。 人種と言っていいと思います。 コーカソイド、ネグロイド、モンゴロイド、モノツクロイド、と四つ人種はある様なものです。 何故?何で?もっともっと、…

二胡物語、その3

擦弦楽器は、皆さんご存知のように、弦を馬の尻尾でできた、弓で擦って音を出します。 しかし、馬の尻尾の毛以外でも音は出ます。 現実に、二胡の奏法の一つに、竹の棒と毛と両方を内弦外弦に同時に当てて弾く奏法も有ります。 二本の弦を同時に弾きますから…

二胡物語。その2

二胡の起源というのにもいろいろ説が有りますね。 ここで仮説を一つ、私なりに立ててみます。 弓で弾く弦楽器を擦弦楽器と言います。 バイオリンを筆頭に、二胡、馬頭琴、キジャック、レバーブ、等があります。 殆どすべてと言ってよいほど、アジアに起源を…

二胡物語。

ガリバー旅行記のような、昔の本を読んでいると、日本の事について書いてあるものに出会います。 ガリバー旅行記は物語にせよ、かなり間違った認識をされているのが多いですね。 マルコポーロの「黄金の国ジパング」という夢のような話も有りますね。 昔から…

3月18日(日)か、皮が、皮がぁ。。。(T T)11:00~18:00

二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。 まず、声を大にして言わねばならないコトが。。。 二胡の皮に油(オイル、クリーム、ハンドクリーム、ワセリンも!!) 塗っちゃだめです!! 光舜堂では、ご来店の皆様にくり返しお伝えして、ブログでも再三…

『臨時光舜堂 IN 新神戸』の直前告知です

『臨時光舜堂 IN 新神戸』 半日だけの、[ 調整と簡単な修理のための出張光舜堂 ]を、 二胡奏者 木村ハルヨさんの妹さんのお店をお借りして開催いたします。 ■日時■ 3月25日(日)15時~19時 ■場所■ 新神戸の 「ケララウェルネスサロン」 神戸市中央区…

楽器としての二胡、その10

さて、話が少しそれてしまいました。 楽器としての二胡の現状は、 ①壊れても直せない。 販売したにも拘らず教室に入っていないと直さない等というところも有ります。 ②価格がどのくらいが適正なのか解らない。 同じような金額で、鳴りの違いが歴然とある。高…

楽器としての二胡、その9

どんな楽器でも演奏者は、その楽器としての最大の鳴りを求めます。 良く響き、大きく音も鳴り、 小さく弾いてもその音が遠くへ通り、 低音は十分に振動し、高音は煌びやかに振動する。 それを求めます。 これはどんな演奏者でもです。 初心者は初心者なりに…

楽器としての二胡、その8

木にも骨が有ります。 骨に当たるところが有ると言ってよいと思います。 木の芯です。 成長するに従って、木の真ん中の部分が硬化していきます。 周辺部と比べて、硬いのです。 当然年を取ると、その骨は傷んできます。 良く神社や、古いお城の中の古木に、…

ずえだーさん出演のライブの直前応援告知です

『おしばぁいおりん vol.7 ~ようこそ ばぁいおん の世界へ~ 』 舞台と客席の境界線のない場所で 楽器と声のかなでる"倍音"を肌で聞いてみませんか? 手を伸ばせば届く距離で繰り広げられる~お芝居と音楽~ どうぞお楽しみください! 3/20 (火祝) 14:00~…

3月11日(日)グランドピアノのような二胡11:00~18:00

二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。 先週の営業報告日記にも追記させていただきましたが、 4月22日のライブ『二胡と胡弓』は、受付終了いたしました。 今回はスタンディング無しで、皆様に座って聴いていただくということにしたら、 あれよあ…

楽器としての二胡、その7

バイオリンは、メーカーにもより作家にもよりその形も少しずつですが違います。 しかしどのメーカーの物でも直せるように出来ています。 ギターもです。 直すのには、それほどの凄い技術はいりません。 例えば、仏様を彫ったり、黒檀のお厨子や、アールヌー…

楽器としての二胡、その6

全ての物は、生まれた時からすでに滅びの方向へ向かいます。 太陽でさえ、超新星爆発という滅びの方向へ向かうのです。 ましてや、人の手によって生まれた物は尚更です。 マメ科の紫檀が、そのまま成長すれば、千年二千年と、育ち、人々に光合成による豊かな…

黙祷 ― 震災より1年

あの日から1年経ちました 亡くなられた皆様に心から哀悼の意を表し、 東北地方の被災された皆様、福島の皆様、 その他にも、日本各地で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます 西野和宏 ほぉ

楽器としての二胡、その5

棹が鳴るには、棹が揺れなければいけません。 それには、胴が鳴った時に、棹と、胴の接触している部分の密着度というのが大切になります。 棹が入っている穴と、棹との間に隙間があったら、棹は鳴りません。 ところが案外、今の二胡は、ここに隙間のあるもの…

楽器としての二胡、その4

楽器としての二胡は、ある意味大変優れているところが有ります。 演奏が自由に出来ると言うことです。 バイオリン等のように、決まった、或いは決められた部分、というのが少ないからとも言えます。 そして、初めて二胡をライブで聴く人が一様に言うのは、あ…

楽器としての二胡。その3

今回、新しく?作りだした二胡は、簡単に言うと、皮が張ってあるところまで木が振動すると言うことです。 今までの二胡の構造にも、勿論同じような部分というのは有りました。 皆さんご存知の、皮の端に巻いてあるプラスティックの入る溝です。 これはどうい…

3月4日(日)まだぺヤング・パワーは有効らしい。。。 11:00~18:00

二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。 杉花粉舞い飛ぶ3月になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? さて、今月末に控えております、店主の『単身臨時光舜堂in新神戸』、 ご来店予定の人数が予想より増えそうで、 同行出来ないワタクシとし…

楽器としての二胡。パフリング。

何故に厚い木の(比較としてですが)ストラデバリウスやガルネリなどのクレモナの人達の作った楽器が、厚くても鳴るかという話です。 楽器の木は、薄ければ薄いほど良く振動もして大きく良く響きます。 二胡の蛇皮の場合、薄い物の方が良く鳴るのと一緒です…

楽器としての二胡

言うまでも無く二胡は楽器です。 ところが案外、楽器と純粋に感じている方の方が、少ないようなのです。 多分、その音色に弾かれて、習い始めた方が多いからかも知れません。 音楽を奏でる、或いはその楽器が上手くなって、いずれプロ目指すというようなとこ…

最終進化?― 我が道を行くしかないでしょう

これまでも多くの方々からご支持いただき、高評価いただいてまいりました西野製の二胡。 数年前、初めて作った物から数えて、 商品として中国人楽器商に認められるまでの実験的な物、数十把。 楽器店の店頭に並んでからも、満足できない物は躊躇なく却下した…

木村ハルヨさんの神戸でのライブの直前応援告知です

Stringroove Presents <夢弦の彼方に> 2012年 3月 8日 (木曜日) 18:30 開場 / 19:30 開演 料金: 前売 3,500円 / 当日 4,000円 (フード&ドリンク代別) 北欧のフィドル、日本の胡弓、中国の二胡による和洋中を代表する弓奏弦楽器の響宴。 昨年9月にご好評…

2月26日(日)遅ればせながら今更先週の話 11:00~18:00

二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。 この報告日記を書いている2月29日の東京地方は、久しぶりの積雪でした。 (こんなに積もると、前回の雪が約1ヶ月弱残った東京都極寒地108城はどうなってしまうでしょう。。。) なににせよ、東京マラ…

二胡の弓あれこれ、その3

ネットで物を買うと言うのは、幾ら慣れがあるとはいえ、不安ですね。 特に楽器のように一台一台違うものだとしたら、 当たるも八卦当たらぬも二胡と言う感じではないでしょうか。 楽器屋さんが各地方にあるわけではないのでいたしかた無いのかもしれません。…